Column
2004.09.28
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  スローフード・スローハウス その1 既存の建物を生かす。  

 

 

最近よく耳にする、スローフードは、イタリアのブラという街からスタートしたNPO運動だそうです。
スローフード協会 会長 カルロ・ペトリーニ(Carlo Petrini)氏は
「私たちはスピードに束縛され、習慣を狂わされ、家庭のプライバシーにまで進入し、ファスト・フードを食べることを強制されるファスト・ライフというウィルスに感染しています。
そこで、ホモ・サピエンスは聡明さを取り戻し、我々を滅亡の危機へと追いやるスピードから、自らを解放せねばなりません。」といっています。
日本でも郷土食や地方の特色ある野菜などの食材や日本酒を改めて見直そうという動きが最近顕著にみられます。
地球上の様々な人や地域で食文化に対して、同じような動きが起きつつあるということは何か時代の必然性によるものなのでしょうね。

そこで独断と偏見 手前みそにスローハウス運動を提唱!!?

そもそも食と住は基本的な生活のカテゴリです。食がスローなら住もスローなのはあたりまえ。
基本的な素材・地域性を大切にするのは家作りにおいても重要なのは当然の事です。

1.既存の建物を生かす。
建物を建てる事を生業としている人間が言うのもちょっと変かもしれませんが、既存の建物を生かしながら豊かな生活をするという事が一番大切・・と思います。
知恵と労力を惜しまなければ既存の建物を豊かに使う事は可能です。
制約と思われる事も思わぬアイデアの源泉になる場合もあります。
構造的に不安が残ったり、どうしても希望の空間が出来ないと判断されてから既存の建物を解体・・新築という判断をしても、遅くはないでしょうか?いろいろ考えるので時間がかかるかもしれませんが。

上の写真は築25年の家の改修の例です。天井裏を露出して既存の梁を見せています。
奥にトップライトを新設して光を落しています。
あまり面積のとれない個室に変化をもたせてます。

細かく区切られた既存の家の間仕切りを撤去して広々とした空間を作る事も可能です。